デザイン/3D
3D-CAD設計に早期から取り組み、3Dプリンター用の製品データ作成から、金型、社内自動機・治工具類の製作を行っています。3Dスキャニングからのデータ作成もご相談ください。
(対応データ形式: IGES・STEP・Parasolid (x_t)・STL・OBJ)
また、各種樹脂工法に精通した設計者が、要求仕様に最適な工法選定や、商品化に向けた提案など、開発支援を行います。
切削加工(樹脂切削/金型製作)
樹脂切削
3Dプリンターでは対応出来ない材質・形状の試作品・小ロット生産品は、切削加工による対応が可能です。
※その他、ガラス入りエポキシ樹脂の切削・表面コーティングなどにも対応します。
金型製作
自社にて金型製作・メンテナンスを行っており、仕様変更を重ねながらの製品作り込みや、各種技術課題の解決に向けたトライ&エラーなど を社内にて行っております。
※対応可能な金型
・熱可塑性樹脂:インジェクション型
・熱硬化性樹脂:インジェクション型、トランスファー型、コンプレッション型
熱可塑樹脂の成形(射出成形 / インサート成形)
30ton~450tonまでの隙間のない成形機をラインナップしています。
インサートの自動化なども、社内設計・製作して生産性を最適化しています。小物のギア・ネジ・スプール類、冷却ファンなど機構部品から、筐体類まで幅広く実績があります。
熱硬化樹脂の成形(射出・移送・圧縮成形/インサート成形)
熱硬化性樹脂に最適化された金型構造・成形管理により、金型の長寿命化(=総合的なコスト削減)に貢献します。
古くからの熱硬化性成形を、永年の経験と実績で独自の型機構とインサート技術により実現します。インサート成形によるコイル封止も多数実績があります。
注型工法
エポキシ、フェノール等の液状の材料を流し込み、主に巻線されたコイルを絶縁封止するのに用いられます。真空状態で加圧を行わないため、デリケートな素材でも、形状や塑性を崩すことはありません。量産用の大型化熱乾燥炉(サイズ1800×1800×2000)を設備しており、アイデア次第で少量から量産までに対応できます。
FRP巻き成形
ガラス繊維を布状に織り込んだものや、ガラスの紐状になったものを液体状のエポキシ(フェノール樹脂)で積層巻きし、熱硬化させて形状化する工法の品です。非常に手作業が多い工法ですが、小ロット品の即対応や特殊用途の製品に適しています。また、樹脂材質を用いる製品において、実用強度を必要とされる部品、大型トランス等に代表される強電界における絶縁抵抗を必要とする部品に用いられております。当加工法の実用例には小型ボートや自動車のエアロパーツ、レーシングカーのカウル・ボディーの一部などがFRP工法によって作られており、いずれも使用強度と軽量化を必要とされているモノばかりです。
製作可能な形状いろいろ
組立 / 部品調達
熱可塑・熱硬化樹脂成形のインサート成形や組立に対応するだけでなく、ネジ・バスバー(Bus Bar)・ナット・端子などの金具類や、その表面処理、巻線、色入れ塗料など、多種多様な周辺部品の調達にも一貫対応しています。
海外生産に流れがちなこれらの工程を社内に保有し続けることにより、水中・油中など特殊環境下での使用対策や、ネジゆるみ防止の接着剤の選定など、品質の細部を支える細やかなノウハウを保有しております。
電線関連部品(電線切断/端子カシメ/被覆剥き/異種材接着など)
各種電線関連の部品製作にも長年の実績があります。
カシメ接続、碍子(陶磁器)への接着、樹脂の充填作業によるポールトランス(柱上変圧器)の接続線など、長年の実績があります。これら製造技術の応用相談なども承っております。
ポールトランス部品
(電線切断・カシメ・成形)
ポールトランス部品
(耐塩ブッシング)
被覆剥き・端子カシメ